良質なクイズを作るには?

どんなクイズを作ればいいの?

自分が好きなものや得意なジャンルをクイズにしてみましょう。得意なスポーツや学問、好きなゲームやエンターテイメントなど、制限はありません。逆に苦手なものを克服するために、勉強がてらクイズを作ってみるのもありでしょう。自分の発想するクイズを作ってみましょう!

クイズの難易度はどうすればいい?

まずは簡単すぎず、難しすぎない問題を意識して作ってみましょう。
簡単すぎても退屈、難しすぎてもつまらないので、バランスのとれたクイズ作りが大切です。

簡単すぎるクイズの例

下のような問題は、誰でも当たり前に知っていて退屈な問題になっています。
「この食べ物の名前は?」→「りんご」
「この動物の名前は?」→「ウサギ」
「このスポーツの名前は?」→「野球」

難しすぎるクイズの例

逆に専門家やマニアしか答えられないような難問ばかりだと、クイズがつまらなくなる原因となります。
「APG分類法におけるパイナップルのタクソン(目以下)を答えよ」→「イネ目パイナップル科アナナス属パイナップル種」
「分類学におけるライオンの門は?」→「脊索動物門」
「国際野球連盟等が定めるバットの最大長は?」→「106.7cm」

ちょうど良い難易度のクイズ

下のように、中には間違う人もいるという答えは、多くの挑戦者にとって有意義な問題となります。
「この食べ物の名前は?」→「アボカド」
「この動物の名前は?」→「アルパカ」
「このスポーツの名前は?」→「クリケット」

簡単すぎるクイズは作らない方がいい?

そんなことはありません。一般に簡単すぎる問題は、例えば小さな子供にとって有意義なコンテンツになります。子供向けにクイズを作るときは、簡単にした方が良い場合が多いです。

難しすぎるクイズは作らない方がいい?

もちろんそんなこともありません。専門家やマニアの方にとって、一般的な難易度のクイズは簡単でつまらないと感じるかもしれません。超難問クイズは、彼らにとって有意義なコンテンツになり得ます。
一般的な難易度の目安を書いてきましたが、難易度の感じ方は人それぞれです。どんな人に挑戦してもらいたいクイズなのかをイメージしながら作ると、自ずと良質なクイズが出来上がります。

問題数はどのくらいがいいの?

一般的な難易度のクイズであれば、10問程度がちょうど良いです。
問題数が多すぎると、最後まで回答する気を失ってしまいますし、少なすぎても挑戦者にとって手応えがないと感じるかもしれません。
高難易度のクイズであれば、1問にかける時間が長くなるので、問題数は少ない方が良い場合があります。
逆に簡単なクイズは、問題数を多くすることで良質なクイズに仕上がります。

クイズ制作で必要なスキルは?

企画力・・・どのくらいの難易度で何問出題するか、誰に向けたクイズなのかを考える力。
調査力・・・その解答で本当に合っているのかを調べる力。
編集力・・・答えが映らないようにモザイクをかけたり、切り抜いたりする画像編集力。
解説力・・・間違った人に「なるほど!」と思ってもらう力。